タイ経由でバラナシに渡り、帰国しました。
スクール&ロッヂ・プロジェクトの下準備であります。
現地にいってみると、ありゃまあ、作業がずいぶん進んでいるではないですか。
基礎はすでに出来上がり、一階部分の壁が出来上がっている状態。
マルコ曰く
土地代金3000ドルのうち2000ドルを先に支払って、残った1000ドル分で進められるところまで進めた、とのこと。
しかも勢いあまってやりすぎたせいで、マルコファミリーはまったく金がなく、カラーテレビを売ってしのいでいた、という情況。「俺はクレイジーになっちゃったぜ」とマルコは笑います。
おいおいマルコ、ちょっと先走りすぎだぜとは思ったけれど、さもありなん。彼らにとって長年の夢が、降って沸いたような幸運な出会いによってイッキに現実になったんだから、興奮してクレイジーになる気持ちもわかるよなぁ。
俺たちが行ってスムーズに作業を開始するために、基礎工事まで終わらしておこうと思ってバラナシ入りしたワケだけれど、予想外の進展具合。ここまで出来ていれば、3階建ての建物も1ヶ月で完成まで持ち込めるのではなかろうか。
「そうか、30人も来るのか。グレートだ!」とマルコは大喜び。おまけにチキンのひよこをたくさん買いこんで、「みんなが来たらこれでご馳走を作るんだぞ」と大盛り上がり。
このプロジェクトを手伝ってくれているラジャとリッキーにしても、頼みもしないことまで先走って進めているから、「おいおいちょっと待て」とブレーキをかけるのが俺の役目。インド人っていうのは「熱い人種」なのだなぁ。つまりお祭ごとが大好きなワケで。
さてさて、出発が徐々に近づいてまいりました。心配事があれば、遠慮なく相談してくださいね。
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