いよいよ明日、A-Works初の雑誌『旅学』が発売になります。
早いところでは既に並んでいる書店もあるとの情報が!
雑誌なので普段A-Works本を展開している文芸書棚での展開ではなく、
雑誌のコーナーなどが中心となります。
どういった売れ方をして、読んだ人がどう感じるのか。
発売日は独特の緊張感があるわけです。
棚も違うということで、その緊張感もいつもより大きい気がします。
は~ドキドキ。
上の写真は『旅学』の表紙です。
左はオビをつけた状態。右はオビを外した状態です。
実に魅力的な表紙写真でしょ?
この写真を撮ったのは『NO TRAVEL, NO LIFE』でお馴染みの
旅人フォトグラファー・須田誠さんです。
今回の『旅学』ではキューバの記事を書いてくれています。
その須田さんのブログに、
この写真について書いてあったので引用します。
この子の目に写っているのはヒマラヤの空です。
音もなく、空気は澄み、見渡す限りヒマラヤ山脈。確か4000Mぐらいのところだったと思います。酸素は薄く、1カット撮るだけで息苦しくなる高地。
空はもう空ではなく、そのちょっと先、すぐそこがすでに宇宙であることを教えてくれる濃い碧さ。
山々は、本で見た「山」という概念を越えて、美しいという言葉も越え、何か別のものになっていました。そこには感想などなく、ただただ感謝の念がわいてくるだけ。ただただ感謝。体の中にそれだけ、ひとつだけ。そこには上も下も、地位も名誉も、嫉妬も執着もない世界。「何に」とか、「誰に」とかではなく、ただただ感謝の念だけ。ただそれだけ。
そんな世界に住んでいた子供です。
一番大事なこと、旅学の表紙を通して、みんなに伝わると嬉しいです。
そして改めて、全てのこと、全ての人に感謝します。
ありがとうございます。
須田誠
瞳の中のヒマラヤの空を、書店で確認してみてください。
そして何か感じるものがあれば、そっと雑誌を開いてみてください。
雑誌『旅学』、いよいよ明日27日発売です。
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